ハイドロキノンは自然界では苺、ブルーベリー、コケモモ、麦芽、コーヒーなどにも含まれており、写真の現像や医薬品合成の中間体としても使用されています。

また、シミ除去のためのレーザー治療や「トレチノン」という成分との併用で「皮膚科」で普通に処方されており、その効果も大きいようです。
単体では「ハイドロキノン軟膏」として処方されています。

以前は医師の処方箋が必要な医薬品でしたが、平成13年、薬事法の改正により化粧品にも使えるようになりました。

しかし、ハイドロキノンは漂白する力が強く、使用するには注意が必要なのです。

しみの原因はメラニンですが、そのメラニンそのものを破壊(漂白)し、生成しにくくすることによってハイドロキノンはしみを薄くしていきます。
ということは、ハイドロキノンを流布した皮膚はメラニンの防御が少なくなり、紫外線を浴びるとそのまま真皮まで届けてしまう恐れもあり、逆にしみを濃くしてしまうかもしれないのです。

なので、ハイドロキノンが配合された化粧品や軟膏を使用した時は通常よりも日焼け止め対策を念入りにする必要があります。

また、ハイドロキノンはメラニンを破壊するということから、流布した周りが「白抜け」してしまう恐れもあるので、使い方には細心の注意が必要なことも知っておいてください。
濃度の高いものは綿棒で「しみの部分だけ」流布することが基本です。

美白効果は高いけれども、使用には「適量、使用方法を守る・紫外線対策をする」ことを徹底する必要があります。

「皮膚がヒリヒリする」「皮膚が赤くなる」などが見られた場合は続けないで即中止し、様子をみてくださいね。